人類の目覚め - 無知からの脱出


人間の地上における目的は

「己の意識を高め、魂を成長させる」ことであり
この「無秩序と化した地上の世界」を「秩序ある世界」へ変えようとする強い意志力を持って
現実生活の中で実践していくことである。




I.  宇 宙 の 摂 理


  1. 「摂理」− 自分の意識をより高い自分に導いてくれる道を示すもの。その元となるもの、基本となるもの。


  2. 本当の摂理は陰に存在し表に出る事はない。真実はいつも裏に隠れている。真実は表面だけの出来事では決してわからない。深く掘り下げていけば行くほど真の意味が見えてくる。


  3. 大勢の人が同時にその摂理を受け入れることはできない。何故なら、意識の段階がその人その人によって違うため、高い次元の摂理が低い意識レベルの人間に理解されることはない。人間が摂理を完全に理解することは永遠に不可能である。


  4. 気の遠くなるような回数の人生(魂の巡礼)を繰り返した後、ようやく摂理の片鱗を垣間見ることが出来る。人間は、摂理の重みを理解すると生き方が根本から変わってくる。一秒たりとも無駄な生き方をすることが出来なくなる。一秒一秒が己との戦いであり、真剣勝負である。


  5. 自分を何処までも高く上昇させたければ、最高の摂理を使えば良く、何処までも下がりたければ最低の摂理を使えばよい。何処までも成長したければ成長すればよいし、成長したくなければ成長しなければよい。宇宙の摂理は何事においても強要をしない。


  6. 摂理に不正は通用しない。ごまかしも、作為的なことも通用しない。何人(なんぴと)も摂理に逆らうことは出来ない。誰一人として摂理から逃れることは出来ない。


  7. 神の摂理の運行は正確かつ単純であり「優しい最高の味方」ともなるが反対にそれは「冷酷無比な死刑執行人」ともなる。それが”摂理”である。真の“法の執行官”は「神の摂理」にほからならない。


  8. 「宇宙の法則」 「神の摂理」は、誰のことも責めもしなければ誉めもしない。ただあるがままに物事を運んでいく。あらゆる法則は完璧に働いている。


  9. 己の思考、言動、行動すべてが摂理にのっとているかどうか、常に己を顧みる。真に摂理を理解し実践し、意識の成長、魂の成長が出来た人が地球を卒業していくのである。人間にとって地球は永遠に「学びの場」なのである。


  10. 「神の摂理」は、厳然として存在するが、地球上の法律と同じであって、法律の側から自分の方にやってくるのではなく、自分から法律を調べることで、調べた分だけ分かるのである。摂理も、自ら摂理を求め、摂理に赴いて行くのである。


  11. 高い意識の人間は高い段階の摂理を使う。高くなればなるほど、その摂理の正体は、より単純で、易しく簡単なものである。


  12. 高い摂理の声は決して聞こえてこない。聞くことはできない。人類の低い意識で理解できる摂理を垣間見ることができるだけである。高い摂理を言葉で説明することは不可能である。


  13. 摂理には無限に段階があるが、我々には永遠に手の届かないものも無限に存在する。決して知ることのできない摂理が存在する。


  14. 「宇宙最高の摂理を自分は使う権利がある」「最高の摂理を使わせていただく」と主張できる人間になる。宇宙最高の摂理を自分は使う権利があると主張する人間になるためには、なによりもまず己の意識を高めることである。


  15. 一刻も早く「自分の裏にある意識(本当の意識)」のスイッチを入れよ。己が本来の姿を顕すために、すべてを知っている高い意識レベルの人間になるために。


  16. その人の魂レベルにおける理解からの言動・行動にあった摂理が働く。


  17. 「宇宙の摂理」を使って結果を出すか「己の我(が)」を使って結果を出すか。前者は永遠の幸せを確立するが、後者は一瞬の泡と消え行く富と成功である。


  18. 運命を変えるのは簡単。しかし、ほとんどの人間は「悪想念の蓄積」しかないから、運命が良くなるわけがない。摂理に出会うわけがない。


  19. 最高の知識、最高の知恵、深遠なる叡智を求める。さすれば与えられるのである。→「求めよ、さらば与えられん」の本当の意味がそれである。


  20. 「摂理に支配される者」ではなく「摂理の支配者」となるまでに、己の魂を成長すること以外に人間の生きる目的は存在しない。


  21.  

II.  魂の成長と意識の進化・向上・拡大


  1. 意識の進化・向上と魂の成長。魂の目的 - 想念エネルギーによる永遠の創作活動。私達生命の目的は絶える事なき永遠の進歩である。


  2. 魂の目的 → 想念エネルギーによる永遠の創作活動。


  3. 一瞬一瞬を己の意識を成長させることのみに全神経を集中させる。己自身との壮絶な戦いが続く。「己と戦う」ということは、自分自身を責め裁くことでもなく、追い詰めることでもない。己の想念を解放することである。


  4. 「真剣に生きる」ということが出来ると、結果としてこの世の悩み苦しみは一気に解決して消えてしまう。人間は逆のことをしている。


  5. 3つの要素 − 言動・行動・思考(三位一体)→ 自己観察能力・自己管理能力。一瞬一瞬、常に己を監視する目を持って生きる。それは緊張をすることではなく、自分自身を解放することである。結果として意識の向上に繋がる。


  6. 自分の魂の成長を希求し、意識を高め、魂の勝利者となる人間の数は限りなくゼロに近い。


  7. 生きていく上で、魂の成長、意識の向上を妨げるものは「己を騙す」「己を誤魔化す」ということ。己を騙し、人を騙し、神をも欺く者それが人間である。


  8. 成長することを望まない人は、何を想うと、その言動、行動がどうであろうと構わない。しかし「魂を成長させたい」という目標を設定している人は、徹底した想念管理と悪想念に引きずられない、強固な意志力が不可欠である。


  9. 意識が高まると、一般大衆が反応するものに一切反応をしなくなり、それらのものに苦痛を感じるようなる。一般大衆が喜びと感ずるものに嫌悪感を示すようになる。すべてにおいて本物にしか反応しなくなる。本物以外の人間、物、地位や状態には全く意識が向かなくなる。目で見ても、心の中には入らない。


  10. 意識が高まれば高まるほど、ほとんどの物質的なもの、物事、人に反応しなくなる。意識が高まれば、瞬時に、反応しなくてはならないものと、反応してはいけないものとの判別が出来るようになる。


  11. 己の意識が向上し、魂が成長していくこと以外は何の価値もない。


  12. 万物はその波動の低いものから高いものまで無限に存在するが、人間は意識が高まれば、より高いものに反応し、理解出来るようになり、受け入れることが出来るようになるのである。


  13. 人生の目的が明確であれば自分の生活の中で優先順位を確立することが簡単に出来る。優先順位を間違うと、すべての物事の展開が狂ってくる。明確な人生の目的を持ち、目標を正しく設定できるようになるには、自分の意識を高める以外に道は無い。


  14. 意識を高めるとより高い摂理が理解出来るようになっていく。より高い摂理を理解できるということは意識がより高まったということである。


  15. 意識が高まると、一般大衆が関心を持つ物や事柄、大騒ぎすることに何の関心も持たなくなる。それらに嫌悪感を持ち、苦痛を感じるようになる。意識を上昇させるためのこと以外はすべて無意味なものであることに気づくようになる。


  16. 自分の意識が変わる、意識が高まるとはどういう状態をいうのか、それは魂の向上に何の意味をもたらさない物、人、事柄に反応しなくなること。自分を貶めるもの、人を貶めるもの、世の中全体を貶める物事、人物と接点を持たなくなる。


  17. 自分を貶める想念、言葉、行為を瞬時に判断、選別し、それらを瞬時に捨て去る訓練をすること。その訓練は自分自身との壮絶な戦いに他ならない。自分を高める言葉のみを発し、行動する。その訓練を積むことで自分自身の想念行為も言動行動も意識的に高めていくことができる。そしてどんな状況下に置かれても、もう高まった自分しか出てこなくなるのである。


  18. 意識 − 存在するすべてのものを通して内なる自分を自覚することができること。自覚なくして成長なし。→ その自覚が意識の成長の度合いによって異なる。自覚の程度と意識のレベルは等しい。


  19. 意識があるから最高の自分を自覚することができる。自覚できるようになることを総称して“意識”という。意識そのものが意識。


  20. 意識が低いうちは、意識の状態は絶えず変化する。意識は定まらない。しかし一旦意識レベルが高まるとそこから下がることはない。終わりのない意識の成長ができる。


  21. 自己防御と自己弁護ばかりしている人間はまだまだ意識が低いのだと言わざるを得ない。言い訳上手。その場しのぎの逃げる言葉を見つけるのが上手い。意識が低い人は皆同じ言動をする。言葉でごまかす。言葉で逃げる。その言葉を言っている本人がその言葉に一番騙される。自分を騙さないということはあらゆることに通じる。


  22. 過去の偉大な人物達と言われる人たち(宗教家、作家、政治家など)の言葉に惑わされる必要はない。言葉はあくまでも言葉である。言葉にとらわれてはならない。あなたが宗教や書物から知った言葉、学んだと信じた経典は、あなたが現実を正しく認識するために役に立つことは無いどころか、ますます自分自身を萎縮させるだけのものである。


  23. 人は世の中を変えようと志を持ち、立ち上がるが、現実には変えることは不可能である。世の中を変えるのが目的ではなく、己をより高い世界に高め上げることができるか、それが一人一人に与えられた課題であり人生の目的である。自分の意識を高め上げ、結果としてより良い影響を社会に与える人間となるのである。


  24. 一度にこの地球が平和になってしまったら、魂の成長をさせてもらう道はどこにあるのか?私たちの存在の意味が無くなってしまう。魂の成長、意識の成長をしていく、そこに最大の意味がある。


  25. 意識が高まると正しい優先順位がわかるようになる。優先順位に沿った正しい生き方が出来るようになる。


  26. 意識の高まった人は、すでに起きてしまって、現状を変えられないことをとやかく言うことは無い。常にその時の最善の策を考えて即それを実行する。


  27. 意識が高まると、話す前に、それを言うことによって結果が変わるのか、良い結果をもたらすものか、何の変化もしないものかを良く見極めてから話すことが身についてくる。


  28. 常に自分の意識の成長を願う者は瞬時に大局を見極めることができる。自分を、そして他人を貶める言葉を決して口にしなくなる。


  29. 克服すべき問題の中で最も難しいものは「感情のコントロール」である。自分の感情を満足させる生き方が自分自身を貶めるものであり、進化・向上を妨げるものである。


  30. 人間が「学ぼうとする」意識が芽生えるまで、待つしかない。受け入れ準備、受け入れ態勢の出来ていないうちは、真実をそして摂理を教える必要もなければ、教えても意味の無いことである。


  31. 魂の優先順位と物質生活の優先順位。魂にとって一番大切なことを一番にする。(魂にとって最優先事項は何か?)


  32. 己の魂を磨けば磨くほど、ますます魂は浄化され成長する。磨くことが少なければ、宇宙におけるその人の地位は低い。


  33. 魂にとって、この世の言葉を使うとすれば、唯一の「欲望」は、少しでも魂が成長したいということである。それ以外に魂が「願う」ものは無い。




III.  生きることの真実 - 人間の地球における究極の目的



体験・経験を通して己の意識をどれだけ高め上げるか。たったその一点である。

そして自分がどれだけ大きな宇宙を創造していくか。

それ以外に地球上に人間が生まれた理由は無い



私たちがこの地球に存在する理由

1.体験して 2.学んで 3.卒業する

今生における一つ一つの課題をクリアして上昇していく。

(意識の進化・向上 / 魂の成長 / 霊的成長を遂げる)





その存在理由の中には次の3つの段階がある

1.過去世において犯した罪を償う、償いのための人生を繰り返す。

2.己の魂の成長と意識の向上・進化のための人生 → 出発点

3.意識が高まった人が人類の意識の成長のために働く。


の人生では、 の意識レベルに到達するまで、気の遠くなるほどの回数の人生(魂の巡礼・輪廻転生)を繰り返したのち、ようやく摂理の片鱗を垣間見ることが出来る。人間は、摂理の重みを理解すると、生き方が根本から変わってくる。一秒たりとも無駄な生き方をすることが出来なくなる。一秒一秒が己との闘いであり、それは、己の魂の成長を賭けた真剣勝負である。


の人生では、下に挙げる (1) から (6) にあるような意識の変化が起きてくる。の意識レベルに到達するまで、何度も人生を繰り返す。ありとあらゆる経験、体験をする。

(1) 宇宙を支配している法則に気づくようになる。

(2) 摂理をほんの少し知ることができる。

(3) 人生の意味を理解するようになる。

(4) 魂を成長させたいと思うようになる。

(5) 意識が徐々に変わっていく。

(6) 意識レベルが少しずつ上がっていく。






  1. この地球上における経験・体験を通して、己の意識を進化・向上させることが出来た存在、魂の成長を極めた人間の魂が地球を卒業していくのである。


  2. 全宇宙に存在するすべてにその存在意味がある。魂の宇宙戦争である。あらゆる手を使って人間の魂が成長しないようにする力(「闇の勢力」とも言える)が確実に存在する。その力は我々一般の人間の想像を超えた巧妙な手口を使って阻止をし続けてきた存在である。


  3. 己の魂の成長、意識の成長を止めているのは何なのか。己の成長を妨げているのは何者なのか、徹底的に自問自答をしてそれを突き詰めていくと、やがてその正体を見出すことが出来る。


  4. 己の意識の成長を妨げているものと、人類の意識の成長を妨げているものは、形は違ってもその根底にあるのは同一のものである。


  5. 魂の成長をしようとする人間とその成長を阻止しようとする勢力(闇の勢力)との戦いが永遠に続く。永遠に終わることは無い。


  6. 人間が想う、そして発する言葉の中に彼らの狙うキーワードがある。彼らはその言葉を探し出し、罠を仕掛ける。その人間が絶対に成長しないように。人間に成長されては困るからである。


  7. 「闇の勢力」には善悪の判断は無いので通用しない。彼らは人類の魂が成長していくための有難い教材としての存在であり、それ以上でもそれ以下でもない。


  8. あらゆる手を使って彼らは人間の魂の成長を阻止しようとする。我々の想像を超えた巧妙な手口で阻止を図る。


  9. 人間が本来持っていたものではなく「闇の勢力」が人類の成長を阻止するために人間の中に多くの感情を作った。− 不安、疑い、恐怖、怒り、自責の念、反省、自己憐憫、自己卑下、自己嫌悪、自己限定、欲望、競争心、怨み、妬み、嫉妬、怠惰、無目的、過去への執着、そういった感情はすべて人類を貶めるためのものであって人間の魂の成長を妨げる。


  10. 「闇の勢力」は、その人間の活動を停止させるためにあらゆる手段を取ってくる。言葉だけで終わらせる。その言葉を使うことで、自分の力の無さ、現実の難しさに納得してしまう。実際の行動を起こすことが出来ないように持っていく。


  11. 間違った情報 → 人類の意識を上げるように見えるが実際は意識を下げるものに他ならない。人類を貶めるものである。


  12. 本来、受け入れてはいけないものを受け入れてしまう。自分の成長を妨げるものを喜んで受け入れてしまう。意識レベルが低いうちは、自分を貶めるものと、自分の魂、意識が成長するものとの区別ができない。


  13. 自分が望む世界がすでにあるから、現実の中でそれに反応する。それが元々無いものであれば、反応することは無い。今現在の自分がそうでない状況に置かれているのであれば、それも自分が作り出したものである。


  14. 苦しんでいる己の魂を解き放つ。人間は自分の魂が苦しむこと、すなわち魂の成長とは正反対のことばかりをして、魂を苦痛の中に閉じ込めてきた。心から己の魂に詫びて、この瞬間から生き方を変えなければならない。


  15. ようやく己の生命の目的が「意識を上昇させる」であることに気づき、その生命のたどる道は、一つの頂上を極めると次の頂上が見えてくる、という果てしない進化の道程であることを知る。


  16. 個人個人によってその進歩の度合いは違う。急速に成長する魂とそれ以上成長することが出来ず、停滞したままの魂もある。何度生まれ変わっても何も学ばず、一ミリも成長せず、まったく同じ人生(場所や立場が変わるだけ)を送る。


  17. 「己と戦う」ということは、自分自身を責め裁くことでもなく、追い詰めることでもない。己の想念を解放することである。


  18. 「真剣に生きる」ということが出来ると、結果としてこの世の悩み苦しみは一気に解決して消えてしまう。人間は逆のことをしている。


  19. 内なる自分 → 完全である。外側の「馬鹿な自分」 → 不完全 → 己の不完全さを認める →「終わりの無い完全」に向かって成長していく。


  20. 人間の意識を根本から変える以外、世の中を良い方向に導くことはできない。書物や宗教組織が人間を変えるのではない。


  21. 魂が幼く、意識レベルが低いので「人生を楽しむ」 「物質的な豊かさを追い求める」などの物質欲を満たすのが人生の目的となる。


  22. 恵まれた気楽な人生が(過去世の善業の結果)、次の人生では艱難辛苦に満ちた悲惨な人生(悪業の結果)というように、また過去世に由来した因果が、今生ではその応報という形が交錯し、不条理に思える人生を繰り返すのである。


  23. しかし、それぞれの人生において、ほとんどの人間は何も学ばない。気づいて学ぶまで繰り返されるのである。魂の成長、意識の向上とは程遠い、摂理とは無縁の人生の繰り返しである。イヤというほどの回数の人生を繰り返した後、魂の叫びが聞こえてくる。


  24. 地球における人間の人生は、一通過点であり、一夜の宿のようなもの。人は永遠にその宿に泊まり続け、果てはその町に留まり続け、店を開き商売まで始めてしまうのである。


  25. 高い世界に自分の魂を置きたければ頑張れば良い。ただそれだけのこと。


  26. 真のヒーローは後ろに隠れている。決して表に出ることはない。世間に出てくる派手なヒーロー、それは偽者である。


  27. “平和、平和”と言う人こそ、本当の平和とは何なのか理解していない。平和と言う言葉は隠れ蓑にすぎない。平和を主張する人とは、結局は自分のことしか考えていない人のことを指す。


  28. 誰か一人の聖者が現れて、地球を平和にするのではない。大勢の人が平和の祈りを祈り続けて世界が平和になるのでもない。


  29. 「反省する」ということは、自分の心を暗くすることではない。生き方が変り、より高い自分に導くことが出来たこと。それが反省である。


  30. 「無反応」と「無関心」には決定的な違いがある。自分達を貶める、くだらないもの、事には無反応であることが大切。しかし人類の意識の成長に無関心であってはならない。


  31. 自分が人生において成し遂げることが何であるかその自覚があれば、自分の前に立ちはだかっているように見える問題、事柄が、何の意味の無いものであるとわかり、それらは跡形も無く消えてしまう。


  32. 「自覚する」とは、遊ぶ心をやめる、己の成長を止める物事すべてを、自分の環境から排除すること。その生き方が真剣さにつながる。


  33. 完璧な人間は感情におぼれない。


  34. 自己弁護、自己防御をするのは、自分に本当の自信がないからである。


  35. 魂の成長のための努力を、慎重に確実にそして急げ。


  36. この地球に来た目的は、学ぶことを学んで一刻も早く地球を卒業していくこと。


  37. 学んで学んで学びぬいて、意識を高めて高めて高め抜いて、そうして地球を去り、次の次元の世界おいて自ら最高の創造活動をしていくのである。


  38. 此処は自由意志の世界。しかし「自由には責任が伴う」ということを忘れてはならない。自由と責任は表裏一体のものである。例えるならば、一つのコインの表と裏である。己の生き方の結果に自ら「責任」を負うことをせず、ただ不平・不満を言う無責任者が人間である。


  39. 魂の徳を積むか、物資的な徳を積むか。どこまでも成長して進化・向上出来る喜びの中に生きるか、どこまでも堕ちて行って苦しみの中に生きるか、それは本人の自由意志。


  40. 心の羅針盤を失ってしまっている人々。自分の努力の方向がわからない人々。生きることの明確な目標を失っている人々を一般大衆という。社会的身分、地位、権力に座についていようがいまいが関係はない。摂理とは無縁のこの物質世界にどっぷりと浸かった意識レベルの低い人間達が一般大衆である。


  41. ほとんどの人間は「己の意識を高める」ということなど考えもしなければ、自分の行き方を省みることも無く、魂を磨くということなど思いもよらないことである。彼らの意識が低いうちは、自分達の意識を下げること、自分を貶めることにしか喜びを見出だせない。何が意識を下げるのか、自分を貶めることなのか、自分達をダメにするのか、何もわからないまま、自らどっぷりと浸って、時間とお金を使い続ける。


  42. すべては一般大衆の意識レベルで判断されるのがこの地球である。一般大衆は、本物を見抜けない。偽者が本物になり、本物が偽者として扱われ、醜いものが絶賛され、真実が無視される。偽者を本物と思わせているのは一般大衆である。


  43. 現在の地球の混乱の原因は、ありとあらゆる分野に偽者が出すぎたところにある。偽者がその分野において権威、権力を持ち、その人を周りが持ち上げる。一般大衆の支持がなければ、その偽者は自然消滅する。


  44. 真実、本物が出てくる道を塞いでいるのは一般大衆である。偽者が自分は本物であると勘違いさせているのも一般大衆である。一般大衆の意識が上昇しない限り、世の中は変わらない。


  45. 一般大衆というものは、家柄、伝統、学歴、肩書きにひれ伏す。世界中が偉大な人物と讃える人たちも単なる“一般大衆”である。一般大衆が高い地位についただけ、権力を持っただけ。意識レベルは全くもって低いままである。加えて、彼らの真実を大衆は知らない。そういう人間達が社会の頂点に立ち、世の中を騙し、混乱させ一般国民を意のままにあやつっている、ということも。


  46. 一般大衆は意志力が欠如している。自分達の運命、世の中を改革、改善、発展させようとする意志を持つことはない。ただ流される、あてどなく旅をするような人生しか送れない。哀しいかな、それが一般大衆の姿である。


  47. 意識を下げるもの、堕落させること、全く意味のない物や事柄に一般大衆は即座に反応し、それが素晴らしいものに見え、思えてしまう。人は喜んで己を貶めるものにお金を使う。意識が高まってくるとそういったものに関心が行くことはない。


  48. 偽者が本物の顔をして世界を操っている。本来、出て来てはいけない人間である。上に立つべき資格のない人間が世界を牛耳っている。


  49. 人は、人類の過去 − 過去を憧憬し、歴史、歴史的建造物(世界遺産、遺跡)、文化、歴史的人物を崇拝するが、私たちの知る世界の歴史は作られたものであり、意図的に真の歴的事実は隠されてきた。真の意味において偽の歴史から学ぶものは一つも無い。あるとすれば人間の犯した過ちと人間の愚かさをそこから学ぶことはできる。


  50. 地球上に存在する「善と悪」そこには人間には理解できない存在理由がある。


  51. 善か悪かで判断せず、「間違い」を学ぶため「間違い」を正そうと努力することに大きな意味がある。どれだけ地球上の間違いを正すことができるか。


  52. 人間の考える「善・悪」というのは、往々にして「自分にとって都合が良いのが善」「自分にとって都合が悪いのは悪」という、判断や理解をしがちである。人間に「真の善・悪」”はわからない。善・悪を越えたところに真理は存在し、摂理が働いている。


  53. この地球上における過去から現在に至るまで、宗教家と名乗る人間の中で、真実を完全に知る宗教者は存在しない。何も知らないからこそ、そして無知であるからこそ、宗教団体を作り、自分達がその頂点に君臨し、信者を好きな様に操るのである。真の宇宙の無限なる偉大さを知ると、「組織の長」など恥ずかしくて、していられなくなる。


  54. 人は苦労しなくてよい道を教えて欲しくて宗教や占いに行くのである。占いはその人の問題を先延ばしにする方法、避ける方法を教えるだけである。その人が直面しなければならない経験、体験は残ったままである。それが消えたわけではない。一時的に幸せになってもそれが長続きせずに終わるのはそういう原因があるからである。その人の人生の終わりに意外な結末を迎えることになるのは、なるべくしてなったもので、正当な埋め合わせの原理が働いたわけで、個人にも宇宙の摂理は正確に働いている証である。


  55. 占い、宗教などの霊能者は、人間の未来、運命に無責任に介入し、その人が直面して乗り越えなくてはならない問題を先延ばしさせているだけなのである。逃げる道を教えているだけである。無責任な生き方を教えているだけである。その結果、本人が避けた分、逃げた分の倍返しの運命、いや何乗分もの困難を伴った運命を自ら招きよせるということを知らない。運命の帳尻はきっちりと合わされることを知らない。


  56. 運命を変えたいのであれば、今おかれている、直面している運命をすべて受け入れることである。どんな些細な事であれ、すべては自分の責任であり、自分が作り上げた運命である。他人のせいでそうなったものは一つもない。不平不満を言い、他人を恨み、嫉み、呪う愚か者は決して自らの運命を変えるために努力することはない。そういう人間には破滅が待っているだけ。


  57. 本当は運命は一秒で変えられるはずである。自分を貶める言動、行動をやめる。本筋を見極め、自分の間口を広げ、受け入れ態勢を柔軟にするだけなのだ。


  58. この世で一番易しく簡単なこと、それは運命を変えることである。瞬時に運命を変えることができるのである。


  59. 「摂理に素直になる」こと。たったこれだけのことに人類は気の遠くなるほど時間をかけている。


  60. 瞬間の判断が運命を作る。確固たる信念が運命を変える。


  61. 運命を変えられないのは、自己否定、信念の欠如、恐怖心。それを克服するには、まず、自分を肯定すること。


  62. まず、自分自身が発する言葉、相手から発せられる言葉、その言葉、想いの出所を瞬時に見極めることが出来るようになる。


  63. 「魂の成長」ということに関して、ほとんどの人間は思いもしなければ考えもしない。自分自身の存在の意味、存在の目的を知り、理解するに至るまでにはとてつもなく長い、険しい人生を繰り返してのち、各々の意識の段階に応じて気づき始める。その時、正にこの3次元の世界においての、その人の魂の成長へのスタートラインとなる。


  64. 「魂の成長」「意識の成長」とは、今までの自分自身の生き方の愚かさに気づいた時、その時が「一歩成長した」ということである。


  65. “真剣に生きる”ことが出来ると、結果として、この世の悩み苦しみは一気に解決し、消えてしまう。人間は逆のことをしているのである。自分の抱えている問題の解決が最優先であって、そのことだけに右往左往している。それが自分の人生における最大の問題であって、不安と苦悩の中に生きている。


  66. 目的と手段の使いわけが出来ないうちは、結果を出せない。


  67. 一つの目的に集中すると、他の想念が出てきてもその想念を相手にしなくなる。レベルの低い想念と一切遊ばなくなる。


  68. この世は、99%、反応する必要の無いもので満ちている。


  69. 自分の魂が成長できない、意識が向上しないその理由がどこにあるのか、何故、成長できないのか?それが人類にとっての唯一の悩みのはずである。それ以外は悩みではない。


  70. その人の魂レベルおける理解からの言動・行動に次元の高い摂理が働く。


  71. 魂の優先順位と物質生活の優先順位。魂にとって一番大切なことを一番にする。(魂にとって最優先事項は何か?)


  72. 人生はこの宇宙においては、一瞬の出来事である。


  73. 人類が自らを進歩・向上、成長させることも出来ず、人類を貶め、地球を破壊し続けていけば、最後は摂理が責任を取ることになる。


  74. 摂理の声は決して聞こえてこない。聞くことはできない。摂理を言葉で説明することは不可能である。


  75. 「真剣に生きる」ということが出来ると、結果としてこの世の悩み苦しみは一気に解決して消えてしまう。人間は逆のことをしているのである。


  76. 「結果」は後からあとからついてくるもの。意識が高まれば、芋ずる式に素晴らしい結果が現れてくる。


  77. 一刻も早く「裏の意識」のスイッチを入れよ。本来の姿を顕すためのすべてを知っている高い自分の意識レベルになるために。


  78. 摂理の引き継ぎ。人間がある段階の摂理を学び、実践し、卒業すると、次の段階の摂理が鮮やかに進み出る。次の摂理が引き継ぐのである。それが永遠に続いていく。


  79. 苦しんでいる己の魂を解き放つ。人間は自分の魂が苦しむこと、すなわち魂の成長とは正反対のことばかりをして、魂を苦痛の中に閉じ込めてきた。


  80. 心から己の魂に詫びて、この瞬間から生き方を変えなければならない。


  81. 人間の心の汚染 → 何によって汚染されているか?


  82. 人間の意識を根本から変える以外、世の中を良い方向に導くことはできない。


  83. 書物や宗教組織が人間を変えるのではない。意識の向上のみ現実を変えられる行動に結びつく。


  84. 創造主(神)は見返りを一切求めない。報酬を一切求めない。創造主はただ生きとし生けるものにすべてを与えている。与え続けているだけである。


  85. 無償の愛 → 神は唯一無二の、正真正銘の“プレゼンター”


  86. 創造主(神)は命令しない。選択肢を与えるだけである。どちらを選ぶか、選択するのは自由。その結果は自分で責任を持ちなさい、ということ。


  87. 意識を超えた存在。ただ在るだけの存在。それが創造主(神)。


  88. 創造主(神)に対する感謝の念以外は罠であり、人類はそれがわからない。


  89. 地球において、一つの魂が地球を卒業するということだけで、優秀な魂で最速でも4000年はかかる。(生まれ変わりの体験を積み、魂の成長を遂げるまでに)ほとんどの人間の魂は何万年も何十万年もかかっている。


  90. 意識が高まれば(地球を卒業できるレベル)無限に拡大する宇宙の中でひとつの星の支配者となり、どれだけ自分の宇宙を創造できるか、その可能性は無限大に広がる。


  91. 魂の成長の過程を経て、結果として「創造主(それはひとつの惑星を任せられるという意味での「創造者」のことである)」になる資格と権利を獲得することが出来る。その一つの星全体を司るということであるが、それは第一段階の終着点であり、同時にさらなる進化・向上に向けての出発点でもある。魂の進化は永遠に続いていくのである。


  92. 一つの惑星の支配者(創造者)となるのは、あくまでも第一歩である。その第一歩を踏み出したあと、更なる魂の向上が次の次元、その次の次元へと終わることなく続いていく。


− プレゼンター哲学 −

  

  

Updated on 1st Septermber 2025.


音楽環境プロジェクト
代表
須佐 章子





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